レオナです。

今回は、低糖質ダイエットの弱点と、それの克服法について講義をしていきます。

あなたも一度は「低糖質ダイエット」というワードを聞いた事があるのではないでしょうか。

低糖質ダイエットで一躍有名になった企業、ライザップのCMの影響もあるかと思います。

低糖質ダイエットとは一体何なのか、失敗例も交え、その思わぬ落とし穴についてもお伝えしていきます。

それでは行ってみましょう。

低糖質ダイエットの落とし穴と、本当に正しい成功法とは

低糖質ダイエットとは、「気軽に出来て、短期間で痩せる」とのことで、最近(とは言っても数年前からですが)注目を集めています。

その時流も手伝って、糖質0食品やゼロカロリー食品がスーパーに立ち並び、どこもかしこも「糖質カット」が叫ばれています。

具体的には、3大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質)の内、糖質の摂取を少なくする、もしくは0にするダイエット法です。

糖質を断つわけですから、当然ながらご飯やパンなどの主食も制限対象に含まれます。

俗に言う炭水化物ダイエットも、低糖質ダイエットと同じ意味です。

要は、「甘いものを断って痩せましょう」というダイエットになりますね。

このダイエット法は、今から半世紀ほど前に、アメリカの医師であるアキトンス氏が考案して始まりました。

そう考えると低糖質ダイエットは、比較的長い歴史があるダイエット法であるということです。

低糖質ダイエットの理論とは

私たちが食べたご飯やパンといった糖質(炭水化物)は、消化管で消化された後に肝臓に運ばれ、血液を伝って全身の細胞に運ばれます。

この時、血糖値が上昇します。

血糖値とは、血液中のブドウ糖濃度のことです。

すると、膵臓のβ細胞という器官からインスリンというホルモンが分泌され、血中のブドウ糖を筋肉細胞に送り込みます(グリコーゲンという形で貯蔵されます)。

食事によって上昇した血中のブドウ糖を筋肉細胞に運ぶ。

こういったインスリンの働きがあるので、私たちの血糖値は「上昇し続ける」ことがないのです。

ところが、筋肉細胞の中のブドウ糖が上限を超えていっぱいになると、今度は中性脂肪として脂肪組織に蓄えられます。

これが俗に言う「贅肉」です。

低糖質ダイエットとは、糖質を制限することで、ブドウ糖(エネルギーの元)が無くなるので、その代わりに脂肪が分解されてエネルギーとして消費されることになります。

脂肪がエネルギーとして使用できるようになった姿をケトン体と言います。

要は、エネルギーの供給元が、ブドウ糖から脂肪に変化するということです。

低糖質ダイエットの利点は、「面倒なカロリー制限、食事量制限が不要」に尽きます。

従来型の「辛い思いをして食事を制限する」ことなく、簡単にダイエットが出来ることから、あっという間に人気をかっさらっていきました。

確かに、食事制限は決して簡単なものではありません。

低糖質ダイエットは、見事にそのストレスをクリアしているのです。

しかし、低糖質ダイエットは誰でも出来そうなダイエットなのに、意外にも成功例は少ないです。

他のダイエットと同様、ダイエットに挫折してしまう人が後を絶ちません。

「糖質を抜けば良いだけ」。

ただこれだけのことなのに、どうしても出来ない人が多いのです。

というのも、日本人の昔からの食生活に原因があります。

決してネガティブなことではないのですが、日本人はお米を主食にしています。

パン食文化が広まってきたとは言え、ご飯を食べるという文化はまだ終わっていません。

ラーメンやうどんなどの麺類も好んで食べていますよね。

そのことから、炭水化物が好きな日本人にとっては、低糖質ダイエットは「辛い」と言えます。

実際に、低糖質ダイエットを継続出来る人は少ないと思います。

例え、一時的に低糖質ダイエットに成功したとしても、リバウンドしてしまう場合が多いのではないでしょうか。

ライザップに挑戦した人の「その後」を見てみると、よくご理解出来ると思います。

また、糖質は脳にとってエネルギー源となります。

筋トレをしたらブドウ糖がエネルギーが消費されるのと同じように、頭を使ってもブドウ糖が消費されるのです。

何かを決めたり、行動を起こそうとする時には、脳のエネルギーが必要になってきます。

誘惑に打ち勝ったり、我慢をしたりするのも、脳の役目です。

低糖質ダイエットで、脳のエネルギー源である「ブドウ糖」が少なくなっているのにも関わらず、「ご飯を食べたい」という食欲の誘惑が押し寄せてきます。

しかし、糖質の量は制限しなければならない…。

つまり、低糖質ダイエットはまるで、がんじがらめのダイエット方法ということです。

「糖質を抜くだけだから簡単である」のメッセージで始まった低糖質ダイエットですが、言葉通りの意味で捉えないほうが良いと思います。

低糖質ダイエットの成功法

ただ、私は低糖質ダイエットに反対しているわけではありません。

何故かというと、低糖質ダイエットがどうして痩せるか、という理論が腑に落ちるものだからです。

糖質摂取を制限することで、どうしてダイエット効果が表れるか。

低糖質ダイエットほど、理解しやすいダイエットは無いのではないかとさえ思ってしまいます。

糖質からエネルギーが取れないから、その代わりに脂肪からエネルギーを作る。

その仕組みは、とてもシンプルで分かりやすいです。

では、どうやったら低糖質ダイエットを成功させることが出来るのか。

答えは単純で、「段々と糖質量を減らしていく」ことが大切です。

低糖質ダイエットをし始めて、いきなり「ご飯を抜く」ことをしてしまったら、とてもつらいストレスにさらされます。

なので、徐々に糖質の量を減らしていき、慣らしていくことが肝心です。

「ご飯の量を10%ほど減らして、おかずを10%増やす」ことから始めてもいいと思います。

それに慣れたら「ご飯の量を20%減らして、おかずを20%増やす」……。

こういった様子で、徐々に食事の内容を変えていってみてください。

大事なことは、「今日はご飯の量が少ないなあ」と感じる状況を回避することです。

そうすることで、ストレスが溜まるのを防ぐことが出来ます。

つまり、低糖質ダイエット中の馬鹿食いを無くせます。

長期的に見て、素晴らしいダイエット効果が出るのは間違いありません。

この方法では、「短期間に痩せる」ことは出来ないと思います。

しかし、短期間で手に入れた結果は、必ずと言っていいほどの反動を受けます。

つまり、リバウンドです。

「誰でも手軽に出来る」と言われている低糖質ダイエットだからこそ、長期的な視点を持って挑んで頂ければと思います。

低糖質ダイエットの落とし穴と、本当に正しい成功法 総括

今回は、低糖質ダイエットについて講義をさせていただきました。

その理論が理解出来ましたか。

どんなダイエットにも共通することですが、長期的な計画を立てて、実行していくことが肝心です。

でなければ、必ずと言っていいほどリバウンドしてしまいます。

低糖質ダイエットに挑戦するときは、ゆっくりと行動に移していってほしいと思います。

それでは、次回の講義をお楽しみに。

レオナ

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